KV-202GDD

製品一覧> 真空紫外測定> KV-202GDD 真空紫外分光照射システム(低迷光タイプ)

KV-202GDD 真空紫外分光照射システム(低迷光タイプ)

真空紫外域から紫外域(波長120~400nm)の単色光照射が可能なシステムです。

UPSやXPSなどの装置に接続し、サンプルに真空紫外光を照射する事が可能です。

低迷光を重視した零分散ダブルモノクロメータを採用し、各波長毎の照射光量を確保するため、複数の回折格子をラインナップし、高効率な単色光照射が可能です。

 カタログ(PDF)  

 

特長

 

  • 波長120~400nm(10.3~3.1eV)の真空紫外単色光照射が可能です。

 

  • UPSやXPSなどに接続対応可能です。

 

 

 

装置光量データ

真空紫外域から紫外域(波長120~300nm)を1nm間隔で測定した光量データです。一般的な照射装置では不可能な波長200nm以下(120~200nm)も強力な単色光照射が出来ている事がわかります。

 

装置構成図

 

①H2D2光源

②光源集光光学系

③分光器部

④照射光学系

⑤ICF114-NW50変換フランジ

⑥MgF2ビューポート(ICF114)

⑦全体架台 

 

仕様

 光源  高輝度・高性能重水素ランプ(H2D2ランプ)
 光学系式  零分散ダブル 収差補正クロス型ツェルニターナ配置
 焦点距離  200mm
 口径比  F=5.8
 回折格子  1200本/150nmブレーズ(MgF2コート)2式 交換可能構造
 光学的波長範囲  120~400nm
 機械的波長範囲  0~650nm
 分解能  0.2nm(半値幅)
 波長走査方式  サインバー機構・波長リニア走査
 波長精度  ±0.2nm(長波長側より設定)
 波長表示   カウンタ表示 最小1nm、最小目盛0.2nm
 波長再現性

 ±0.2nm(長波長側より設定)

 照射光の大きさ  1×1mm
 照射角度  20°
 照射焦点距離  203mm(窓フランジ部より)
 チャンバ接続窓  ICF114 MgF2ビューポートフランジ
 総合コントローラ  波長駆動(波長リニア)・フィルタ切換・GP-IB外部制御可能

 

 

標準構成

 

●高輝度・高性能重水素ランプ(H2D2ランプ)

●重水素ランプ電源

●重水素ランプ用ホルダ

●光源集光系

●零分散ダブル真空紫外域分光器

●回折格子1200本/150nmブレーズ(MgF2コートタイプ)2枚

●各種高次光カットフィルタ及びシャッタ

●折返し光学ユニット

●照射光学系

●チャンバ接続部

●ICF114 MgF2ビューポートフランジ

●総合コントローラ(波長駆動・フィルタ切換)

●全体架台

 

オプション品

 

●光量モニター検知器
●各種回折格子

●各種高次光カットフィルタ
●各種照射光学系【ご希望の照射角度・照射距離・接続フランジに対応】

 

 

外形寸法

 

●本体:約W660×D460×H500mm*突起部を除く

●電源:AC100V 2A

●窒素:純度99.999%以上を推奨 

    導入圧力:0.2MPa(2Kgf/cm2

    窒素IN継手:Swegelok1/4 1箇所

    窒素OUT継手:Swegelok3/8 1箇所

 


関連製品

 

KV-200 極紫外分光器

  • 波長120~300nm(真空紫外領域)のさまざまな分光用途に最適
  • 窒素パージ型分光器採用で、高分解&高安定を実現
  • サインバー機構・波長リニア走査により波長カウンタを搭載

 

KV-202 卓上型真空紫外分光光度計

  • 波長120~300nm(真空紫外領域)の透過スペクトル測定可能
  • 窒素パージ型分光器採用で、高分解&高安定を実現
  • 特殊フィルムや特殊基板などの評価に最適

 

ATR-FUV   遠紫外分光装置

  • 波長145~300nm(真空紫外領域)での液体の透過スペクトル測定が可能
  • 窒素パージ型分光器採用で、高分解&高安定を実現