分光器(モノクロメータ)

分光計器のモノクロメータの光学系は、『非対称型変形ツェルニ・ターナマウント方式』を採用しています。

一般的なツェルニ・ターナマウント方式は、多重回折による迷光が避けられませんが、非対称型変形ツェルニ・ターナマウント方式を採用することにより、この迷光を除去した明るく高分解能なモノクロメータとなります。回折格子が交換可能なため、200~25µmの広い波長範囲に使用でき、交換取付再現性も良好です

 

M10 モノクロメータ(焦点距離100mm)

  • 波長分解能:1.0nm(半値幅)
  • 波長精度:±1.0nm(順方向より設定)
  • 光学系はF=3.0と明るく、有効面積の広い回折格子を採用

 

M25 モノクロメータ(焦点距離250mm)

  • 波長分解能:0.1nm(半値幅)
  • 波長精度:±0.1nm(順方向より設定)
  • 光学系はF=4.3と明るく、有効面積の広い回折格子を採用

 

M50 モノクロメータ(焦点距離500mm)

  • 波長分解能:0.04nm(半値幅)
  • 波長精度:±0.1nm(順方向より設定)
  • 光学系はF=5.3と明るく、有効面積の広い回折格子を採用

 

M100 モノクロメータ(焦点距離1000mm)

  • 波長分解能:0.01nm(半値幅)
  • 波長精度:±0.1nm(順方向より設定)
  • 光学系はF=8.7と明るく、有効面積の広い回折格子を採用

 

M25-D ダブルモノクロメータ

  • 加分散と零分散の選択が可能

  • ダブルモノクロメータ配置の為、低迷光

 

PF-200  プリズム前置分光器

  • 分光器(ポリクロメータ)などの入射部に取付可能な前置分光器

  • 紫外ラマン分光、SFG分光などレーザー分光測定用に最適

  • エッジフィルタやノッチフィルタなどの代わりとして、使用可能